アルベリーアジア 増井 哲朗
皆様 明けましておめでとうございます。
新しい年を迎えて、気持ちも新たにいろいろなご計画をお考えのことと思います。
本年も、皆様のタイでの事業展開にとって、私どものサポートが、少しでもお役に立つことを願っています。
さて、新年と言えば年賀状の交換が恒例です。
最近ではメールで済まされるという方も多いと思います。
私がENKEIのタイ法人で働き始めたのが、1995年9月ですから、23年前の話になります。
当然、年賀状はタイから発送するのですが、せっかくタイから航空便で送るのに「謹賀新年」だけではもったいないように思いました。
そこで、21年前からは、年賀状として、私がアジア各地で感じたことを「アジア通信」というような体裁にして、近況とともに送るようになりました。
A4一枚の内容ですから、多くのことをお伝えできるわけではありませんが、「家族で読むのが楽しみ」とのご評価を励みにして、気づけば21年も書き続けてきました。
そんな訳で、私の知人・友人向けの年賀状ですので、決して万人向けでないことをお断りした上で、新年の賀詞として皆様にお届けしたいと思います。
皆様の今年のご多幸を心からお祈りいたします。
「2019年 年賀状」
新春のお慶びを申し上げます。
皆様穏やかな新年をお迎えのことと思います。
当方、昨年は社業が大きく発展した年となりました。
会社は8年目を迎え、お客様の数も創業以来で最多の80社となりました。
今年も感謝の気持ちを忘れることなく、最良のサービスを心がけ、“バンコクで一番親切な”コンサルタント会社と言われるように努力していくつもりです。
こちらタイでは、昨年11月9日に日本の高島屋がオープンしました。
チャオプラヤ川沿いに建設された巨大ショッピングセンター「アイコン サイアム」の一角に高島屋があります。
タイでは普通のことですが、建物の完成時期が大幅に遅れ、11月9日のオープンに向けて、最後はほとんど突貫工事だったと聞いています。当社では、この高島屋に店舗を開く企業様、三社のお手伝いをいたしました。
高級果物店・レストラン・フラワーショップです。
当方、会社スタッフと平日の午後、現地に出かけてみました。多くの人がショッピングを楽しんでいました。
お手伝いした企業様の素敵な店構えや、そこにお客様が並ぶ姿を見るのは、心から嬉しく思いました。
仕事冥利に尽きます。また、タイの国が確実に豊かになっていることを実感する時間でもありました。
政治的には、今年2月に民政に移行するための下院選挙を行うという政府発表がありました。
平穏を取り戻して経済的にも上向きのタイが、また選挙で一波乱あるのではないかと、多くの人が心配しています。
現在のワチラロンコン国王(ラマ10世)には、前国王のような政治騒動を押さえ込むようなカリスマ性はありません。
穏やかに民政に移行されるのを祈るばかりです。
当方、昨年7月から思い立って、タイ文字を習い始めました。現在までにタイ語学校で25時間の学習をしました。
皆さんのタイ語のイメージはどのようなものでしょうか。「สวัสดีปีใหม่ 」で、発音はサワディーピーマイ、「新年おめでとう」という意味です。大文字、小文字の区別なし、句読点なしで単語は繋がっています。
タイ語は表音文字です。子音と母音、それに声調記号が付くこともあり、その組み合わせで一文字となります。
子音と母音がセットで発音が成り立つのですが、この母音符号が30以上ある上に、子音の前後と上下に付きます。
「คะ คิ คุ เคะ โคะ」 これで、「かきくけこ」、 お気づきの通り「こ」は「KO」ではなく「OK」と綴られます。加えて、法則から外れている単語が結構多く、「これは例外的単語です。20語ですからそのまま、丸覚えしましょう」という先生の声に“心が折れそうに”なります。教科書のタイトルが「挫折しないタイ文字レッスン」というのもムッとします。
それでも、街に出たときに少しでも文字が読めるというのは楽しいものです。
今年もしばらくは、タイ文字の「暗号解読」を楽しみたいと思っています。
当方、毎日の多忙な業務で疲れを感じることもありますが、年齢相応に健康であることは本当にありがたいことです。
昨年も毎朝の3.5KMウオーキングを継続できました。今の体重は、保管している31歳時の「成人病手帳」記載の数字と同じです。40年間掛かって“元に”戻りました。
TANITAのヘルスメーターでは、身体年齢が「60歳」と表示されますので、年齢を聞かれた時には、60歳を過ぎたのは覚えているのですが・・・と応じるようにしています。馬齢を重ねるのみの私は、TANITAが精神年齢を表示するヘルスメーターを発売しないことを願います。
今年もいろんなことを楽しみながら、アジアの風景の中でひとがんばりしてみます。
今年の平穏を祈ります。
そして、皆様にとりまして、輝かしい年となりますよう、心から祈念いたします。
2019年 元旦 増井 哲朗
〈連絡先〉Alberry Asia Co.,Ltd.
142 Sukhumvit Road, Klongtoey, Bangkok, Thailand
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